ご挨拶

ヨーロッパを訪れたとき、歴史を積み重ねてきた街並みの美しさに感嘆するとともに、何かくやしい思いをしたのを覚えています。
先人の残したものを大切に繋いできた街並みの美しさは、一朝一夕のものとは違います。
壊すのは簡単ですが戻らないのです。

「美しい国ニッポン」。

良いフレーズです。そうなってほしいです。
確かに、元々持っている文化のポテンシャルは高いと思います。
しかし、街並みを見たとき、本当に美しいの?と物足りなさを感じます。それは、戦後、商業主義の生産性ばかりを優先し、先人たちから受け継ぐべきものまで壊してきたからではないでしょうか?

元来、日本人は、公(おおやけ)と私(わたくし)を区別して、私利私欲より、公の利益を大切にしてきたと思います。
自分が少しばかり損をしても世間様が良ければよいといったことがあると思います。
「ハレとケ」といった考え方にも通じると思いますが、私より公を優先してきた精神性は素晴らしいと思います。

公にとって何が大切なのか、後から来る者たち(子どもたち)のために美しい遺産(古民家)を残していきたいと考えています。

 

一般社団法人古民家再生協会石川

代表理事 細川 顕司

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